ジャニヲタ独身女の日記

ヲタ活、好きなもの、時々仕事

私の仕事(11年目の話)どうしても正社員になりたくて・・・

お題「わたしの仕事場」

 

私の仕事の話

私の仕事の話を少ししたいと思う。私は30代後半で今の仕事について今年で11年目である。11年同じ職場にいる事が本当に私にとって奇跡である。

今までの職歴を振り返ってみよう。

初めての就職

校を卒業して私は関西方面の専門学校に入学して(旅行系)就活をして契約社員で旅行会社のカウンター業務で採用された。本当は正社員がよくて結構いろんな会社を受けたが正社員では採用される事がなかった。友人は同じ旅行系の会社で正社員だったからかなりの劣等感を味わった。初めて就職できた旅行会社も同期は皆契約社員であったが3学年以上の人は皆正社員で、なんでなんで正社員に慣れないのだろうと何回も何回も思ったがこればかりはどうしようもない。職場の人は皆いい人で仕事も楽しかったが1年で退職することに。退職理由はなんだったかなぁ、確かすごく忙しくて次第に嫌になってきてもっと専門性の高い仕事につきたいと考えたのだと。

 

2社目

の仕事はすぐに決まった。この仕事は鉄道会社の契約社員。ここでも契約社員。ここでももちろん正社員の人もいる。しかも正社員の給料とか福利厚生関係がすごく優遇されている。当時すごくうらやましかった。仕事内容は改札業務(お客様への案内や券売機の説明等)勤務時間が長くて泊まり勤務で確か朝9時ごろから翌朝の9時頃までだった気がする。しかし同僚や先輩がすごくいい人が多くて仕事が終わったら皆でご飯を食べに行ったり飲みに行ったり(朝から飲むお酒って最高ですよね)ここでは1年半くらい勤務した。退職理由は確か泊まり勤務が辛かっただったと思う。あとここで正社員と付き合っていてその人が地方で車掌になってなんだかんだでうまくいかなくなったのも理由のひとつであった。

 

3社目

道会社の次は、化粧品会社の店舗販売員(こちらも契約社員)店舗販売員の枠で正社員募集がなかった。こちらの化粧品は中学生の頃からその当時使っていて商品がすごく好きだったらから、仕事自体はすごく勉強になるし楽しかったけど将来の事を考えたらやっぱり正社員になりたい、お金も貯めたいと次第に気持ちが強くなり退職する事に。約2年働いた。そして関西から実家に帰る事に。

 

4社目

して実家に戻り仕事を色々探してたらまた化粧品の販売員を募集しているのを見つけて受けたらサラッと受かったので入社(こちらも契約社員)私は本当に正社員とは縁遠いと何度も思った。事務系の正社員の仕事を面接を受けたが不採用ばかりだった。事務の仕事をした事もなかったしパソコンのスキルも何もないし、年齢もなんか中途半端だったし。化粧品の販売の仕事は1年くらいで退職。どうしても正社員になりたいと退職。今考えるとその当時の私は我慢する事を一切しなかったと思う。仕事で少し嫌な事とか人間関係で何かあったらもう辞めればいいと考えていた。未だに忍耐力はない方であるがかなりやばい人間であったと思う。

 

5社目

の仕事も百貨店で化粧品の販売員(また契約社員)通勤が結構遠かった・・(車で1時間30分くらい)最初は仕事が楽しかったけど、月1回の販売の研修などが次第に面倒になってきたのと同僚と波長がすごく合わなくて退職する事に。販売の目標がしっかりあってそれを達成させるために頑張る事ができなくなってしまった。同じお店に私と同僚しかいなくて一度関係が拗れたら簡単には修復できないのもあってここでは約2年勤務。

 

6社目そして現在そして今思うこと

化粧品販売の仕事を退職した時点で年齢は26歳。これはここで頑張らないともう私は一生正社員にはなれない。絶対になりたい。もうそれしか考えられなかった。初めて失業保険を受給し職業訓練校を探してパソコンスキルを身につける為の訓練校を見つけて入校。その頃パソコンスキルなんて全然なかったが一から教えてもらい資格もとれるものは全部とり、訓練が終わってから夕方にはハローワークに行って何か仕事がないか検索し、たくさん履歴書や職務経歴書を作成し応募したが面接まで到達する事もなかった。自信喪失でかなり苦しかったが絶対に正社員になりたい、私はなると歯を食いしばり訓練校とハローワークに通い、たまたま偶然に今の会社を見つけた。本当に偶然に。だめもとで履歴書と職務経歴書を送付したらすぐに会社から電話がかかってきてまず1次面接に来てほしいと。もちろんすぐに行った。もう前向きな事しか面接で言っていません笑確か定年まで御社で頑張りたいと言ったはず。今考えると恥ずかしい。あの時面接をしてくれた役員と課長は今はいない。そして2次面接を受けとんとん拍子で採用に。職業訓練校を途中で辞める事になったが正社員採用が決まって本当にうれしかった。諦めなくてよかった。それから10年以上が経った。何度も何度もやめようやめようと思ったけど踏み止まりなんとか今日までやってきた。そして今私は採用の仕事をしている。これまで選んでもらう立場であったが選ぶ立場になったのである。20代のあの時の気持ちをやっぱり忘れてたいけないと最近よく思う。欲しかった正社員の立場を手に入れて大満足していたはずなのに未だに「こんなはずじゃなかったのに」「他の人は、、、」「なんで私ばかり」と嫌になる。あの時の初々しい気持ちをやはり忘れてはいけない。